嫌われものの代表格、ゴキブリが主役の企画展が、兵庫県伊丹市昆陽池の市昆虫館で開かれている。世界各地に生息する約20種の生きたゴキブリと約70種の標本、化石を紹介。“害虫”の汚名返上にひと役買っている。
殺虫剤メーカーや神戸大農学部などが協力。体長5センチの国内最大のヤエヤママダラゴキブリ(沖縄・石垣島)やペットにもなる体長7センチのマダガスカルオオゴキブリ(マダガスカル島)などを飼育ケースで展示している。
約30グラムと世界一重いヨロイモグラゴキブリ(オーストラリア)やダンゴムシのように丸くなるヒメマルゴキブリ(沖縄)などは標本で紹介。朽ち木の中で生息するヤエヤマオオゴキブリ(石垣島)は実際に手にとって観察できる。
見学した児童の「悪いやつ扱いされてかわいそう」といった感想も会場に張り出されている。4月5日まで、火曜休館。問い合わせは同館((電)072・785・3582)。
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